管理の一元化で効率化を実現するMDM。容易な導入、確実な動作、安心のサポート。

「走る、曲がる、止まる」というのが車の基本機能。モバイル端末において、「止まる」に相当する役割を果たすのがMDM。スマートフォンやタブレットを、安心して活用できる環境を提供する。海外製から国内製まで100種類程あるためこれら全部を事前に試すのは無理な話。どのMDMが自社に最適かを導入前に見分けるのは難しい。例えば高性能な車には強力なブレーキが必要である。BizMobileは、拠点や台数が多い場合、問題発生時にすぐに対応が必要な場合に向いている。拠点や台数が少ない場合、問題発生時のサポートがいらない場合は、アップル純正のMDM(無料)を使うことも可能だ。

4つの基本機能を、シンプルな操作で確実に実現する。
管理しやすい工夫を凝らした操作画面。

自社のセキュリティポリシーに沿って、スマートフォンやタブレットを管理統制するため、すべてのMDMには、以下の4つの基本機能が標準で搭載されている。

  • 紛失盗難対策:利用者が社外でタブレットを紛失してしまったり、盗難にあった場合にタブレット上にある情報が漏洩してしまうリスクがある。このような情報の漏洩を避けるために、遠隔からパスワードを書き換えたり、タブレット上から情報を消したり、タブレットをロックしたりすることができる。(第三者による不正アクセス防止)
  • 機能、アクセスの制限:会社のメールへのアクセスや機能を制限したり、仕事に必要なアプリケーション以外の利用を制限することができる。(利用者による不適切な利用を防止)
  • 監視、情報収集:タブレットの利用状況などを収集し、監視することができる。MDMによっては、位置情報や端末のハッキングを検出する機能を備えている場合もある。(不適切な利用の防止)
  • 一括設定:業務に必要なアプリケーションの配信、Wi-Fiなどを遠隔から自動的に設定することができる。数十台、数百台、数千台とタブレットの台数が多いほど個別の設定を行うのは大きな負担になるため、こう言った一括設定の機能は不可欠である。(設定作業の自動化)

以上の4つの機能に加え、BizmobileではiOS、Androidの端末が混在していても同じ画面で一元的に管理することが可能な他、管理を効率的に行うためのいくつかの工夫が凝らされている。

BizMobileの特徴の一つは、「ダッシュボード」機能である。見やすくわかりやすい画面であるというだけでなく、管理中のタブレットに異常がある場合だけ表示され、かつ即座に対応できるアクションボタンを用意している。管理者はそのボタンをクリックするだけで対応完了できる。二つ目の特徴は、「CSVファイル」を利用することだ。個別の情報は、「CSVファイル」で指定することによって、メールアドレスやパスワード、役職、部署、職種などに応じた設定やアプリケーションの配布、支店単位での異なるWi-Fiの設定が可能になる。三番目の特徴は、組織、ユーザー、端末を管理する方法である。複数の部門を兼務する人がいる場合は、一般的なツリー構造の組織図で管理すると部署限定でアプリケーションを配布する際などは個々に対応が必要になり管理が煩雑になってしまう。BizMobileでは、同じ人が複数の部門に所属する場合でも、端末を基準にして情報を付加する方式のため、柔軟に管理することができる。シンプルかつ柔軟な事が大きな特徴だ。

またBizMobileは、1社で多くの端末を管理する企業にも導入されている。遠隔からきめ細かい日々の運用を1社で5万台の端末に対して行っている実績のあるMDMは、国内ではBizMobileだけであり、急に大量の端末を導入することになった場合の実績も豊富だ。小規模用事前設定パッケージ(テンプレート)を用意している提供パートナーもいる。クラウドサービスのため、サーバの構築、設定、運用も不要であり、導入や管理の簡易さも含め、さまざまな企業で注目したいMDMだ。

二律背反する複数の部門の要望をバランス良く解決し、
少しの負担でタブレットを運用する。

Bizmobileではタブレットの活用に関わる各部門のミッション、重要視する点をカバーしたMDMと言える。

利用部門にとっては、すぐに使い始められることが一番大切である。渡された時に、必要なアプリが入っていてすぐに使えること、会社のメールや連絡先、予定表が自動的に更新される必要がある。

セキュリティ部門は、紛失しても安心できることが一番大切である。すぐに利用停止でき、他人に悪用される心配がない。情報は端末に保存されず、保存される場合も情報漏えいに心配がない。機種や端末が変わっても、簡単に再設定ができ、すぐに利用再開できる必要がある。

運用部門は、企業で一元管理できることが重要である。決められたソフトやサービスだけが使え、ライセンス管理できる。部門や地位によって、誰が何を使えるか権限を設定できる。利用状況のモニタリングや統計情報の出力、課金計算ができる。

情報システム部門は、既存のシステムとの連携がスムーズにできることが一番大切である。社内接続経路の安全性とネットワークアクセス時のポリシーを順守する。既存のPC向けのサービスをモバイルで利用できるようにする。(これはMDMではできない。アプリ開発が必要になる。)アプリや設定の配布・更新・追加・削除が自動的に行われる。

MDMは、社内の不安を払拭し、マイナスな意見をプラスに変えるツール。

Q. タブレットを活用する場合、MDMは不可欠なものと言ってよいのでしょうか?

A. そうです。タブレットを活用すると、即座に情報共有できるのですが、これは車では「走る、曲がる」を実現するエンジンやハンドルになります。MDMは「ブレーキ」に相当します。ブレーキのない車は、怖くて乗れませんよね。会社の中には「守るべきもの」を持っている人たちがいます。そういう人たちにとっては、必要な時に「ブレーキ」がしっかり踏めることが大切なんです。彼らが心配するのは、導入すると、自分の仕事が増えて負担になったり、紛失した際に責任を取る必要があるからです。会社の中で、こうした責任ある立場の人が、新しいものの導入にすぐ賛同できないのは当然です。しかし、必要な時にしっかり「ブレーキ」が踏めることで、そういった人々にも、タブレットを導入しても安心だとお墨付きをもらえるのがMDMなんですね。

Q. 企業ではタブレットを導入する段階からもMDMは必要なものと言えそうですね。

A. 「ライフサイクルマネジメント」という言葉があります。端末の一生(導入検討時期から、廃棄処分するまで)をきちんと管理統制するためには、導入を検討する段階から、自分の会社にはどのようなMDMが必要なのかを検討する必要があります。MDMが最も活用されるのは、導入時のキッティング(設定)作業です。そして、運用時には組織変更、社員の異動や入社退社による設定追加・変更・削除作業が発生します。拠点や台数が多いと大変です。そして0.3%の確率で発生する紛失・盗難。端末を廃棄する場合にも、端末内に情報が残っていないことを担保しなければなりません。

Q. そのようなMDMの価値を企業の方々は理解しているのでしょうか。

A. 企業のどの部門なのかによって違うと思います。最近のタブレットの導入は、エンドユーザ部門主導で導入されることが多く、企業の情報管理部門が後手に回っています。MDMも100種類近くあるので、機能比較表で〇が多くて値段の安いMDMを提案するSIerを鵜呑みにしてしまう企業も多いと思います。MDMという言葉の認知度は上がってきましたが、自分の会社に合わないMDMを導入してしまって、再度、別のMDMを導入する企業も増えてきました。そのため、少しでも正確に理解して頂きたいと思い、さまざまなMDM特集記事に寄稿しています。(直近では、2012年10月の日経BP社「BYODパーフェクトガイドのMDM徹底解説」、シード・プランニング社の2012年12月25日発売の「2013タブレット端末の市場動向とビジネス活用事例のBYODとは何か」など)車と同じで、すごいエンジンを搭載しているので加速がすごい、ハンドリングが良いのでコーナーが楽しそうだなとイメージしてその車を買おうと思う訳です。ブレーキが凄いからって買わないですよね。それと同じで、タブレットを活用するとどんないいことがあるのかをイメージして、企業は購入を決める訳です。「ブレーキ」の必要性を認識して頂くために、MDMも含め、どんな機能があって、各企業で安全に運用していくためには何が必要かを提案していく必要があると思います。

MDM選びは難しい。選ぶときに気をつけなくてはいけないことは?

Q. 企業担当者がどのMDMが適しているのかを判断するのは難しいことなのでしょうか。

A. 残念ですが、その通りです。すべての企業で使えるMDMというのは存在しないのです。現在のMDMの歴史は、まだ2年に過ぎず、まだまだ発展途上です。従って、MDMを熟知して、構築、運用、サポートを行うのは大変です。クラウドのサービスでは、月300円/台ほどで提供されていますから、費用対効果を考えると、自前でMDMサービスを構築するのはかなりコスト高です。仕様と異なる動きをしますし、端末の内容が勝手に変更されていたりします。バグの情報も公開されているのはほんの一部に過ぎません。BizMobile社以外のMDMベンダーに「どのMDMがいいか?」と聞くと、必ず自社のMDMがよいと答えると思います。私たちは自社で他社製のMDMを使って比較検証しており、ユーザー企業の視点から考えると、こう言う場合はこの会社のMDMが良いけど、別の場合には、別の会社のMDMが良いという場合もあります。適材適所と言ったらよいでしょうか。実際、ある会社では、複数のMDMを導入し、使い分けています。過去、BizMobile社にお問い合わせ頂いた場合にも、他社のMDMをお薦めする場合がありました。

Q.そうですね。同じ社内でも、いろんな部門がいろんな目的でいろんなアプリケーションを利用する場合がありますから、利用シーンが異なるケースもあるでしょうからね。

A. その通りです。タブレットなどのスマートデバイスを何に使うのか、具体的には、どんなOS、バージョンのデバイスで、どんなアプリを使うのかが決まらないと、どのMDMを使った方が良いかは判断できない場合が多いのです。「良いMDM」と「悪いMDM」があるのではなく、自分の会社のポリシー、業種、業態、利用内容に「合うMDM」と「合わないMDM」があるということです。これさえ決まれば、「合うMDM」はかなり絞られると思います。BizMobileは、パートナーが提供する様々なソフトやサービスと組み合わせて提供されるので、そうした心配は少ないと思います。

Q.それでは(MDMを)導入してから失敗に気づくケースも少なくなさそうですね。

A. 極端な例では、「合わないMDM」を入れてしまったということで、1ヶ月後に変更した会社もあります。活用の度合いや規模が大きくなってMDMを変更したケースもあります。万能のMDMは無いにしても、今の自社に「最善のMDM」は何かを判断して選んで頂きたいですね。一番失敗しているケースは、比較表で○が多くて価格が一番安いのを選ぶケースです。価格や機能の多さで選んでもその企業に合っていなくては意味がありませんから、それを念頭においていただく必要がありますね。

<取材協力>

BizMobile株式会社
代表取締役社長  松村淳様
営業推進部  部長  津村豪様

関連リンク:http://www.bizmobile.co.jp/


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