Androidタブレットを活用した、遠隔操作が可能な販促POP。

多くの小売店頭で見かける電子POPは、端末やコンテンツ管理の問題から通信型のPOPへの需要が増えている。Androidタブレットで通信を利用した店頭販促ではどんなことができるのか。プロモーションなど店頭でのマーケティングサービスを行う株式会社ドゥ・ハウスが運営する「タブレットマネージャー™」を例として紹介する。
タブレットは簡単に操作できるように外側にボタンがあるため来店者が電源などを触れてしまう可能性があるが、これを制御できるようにしたのが「タブレット・マネージャー™」である。

Androidタブレットが、コンテンツまで一括管理できる電子POPに。

「タブレット・マネージャー™」は、Androidタブレットをデジタルサイネージ化するためのツールである。このサービスで店頭にPOPとして設置するタブレットを制御しているのは「マリオネット」というアプリケーション。
これによってPOPとして設置されたタブレットが制御され、電源ボタンを押されても反応せず音量ボタンも変えられない。また、通常画面上に出てくるメニューバーも非表示に出来るため、その他のコンテンツを表示させる心配もない。タブレットをデジタルサイネージ化するためのツールとなっている。

管理画面には標準で無線LANが入っているためWi-Fiを使用したり、店舗でWi-Fiが使用できない場合は3G回線でモバイルルーターを登録し通信でき、多くの店舗に端末を設置する場合でも、通信を使ってそれぞれの端末に表示するコンテンツを更新するなど一括管理できる。
地方、都道府県、チェーン、店舗名など大・中・小のカテゴリーを登録できるため、特定の端末に対して「このアプリを起動してほしい」「このWEBサイトを表示してほしい」という指示を出すことが可能になる。
商品紹介などのコンテンツアプリケーションを開発し、店頭のAndroidタブレットで起動することも可能だが、費用をかけ、新たにアプリケーションを開発せずとも、作成済みのWEBサイトのURLを指定し、表示させられるのも「タブレット・マネージャー™」の特徴である。

従来の電子POPのようにコマーシャルや商品紹介、利用方法の動画を流すだけでなく、タッチパネルを活用してお客様が操作し、求められている情報を発信させたり情報を集めたりすることもできる。

「タブレットマネージャー™」を利用すれば、訴求だけでなく、提案販売もできる。

「タブレットマネージャー™」を入れたAndroidタブレット端末を電子POPとして活用するメリットは、①タッチパネルを使ったコミュニケーションが可能なこと、②複数のコンテンツの切り替えなど更新が容易であること、③低価格な端末もあり、豊富な機種から適切なものを選べること、の3つが挙げられる。
電子POPといえば、コマーシャルを放映して自社商品の選択を促したり、商品の紹介動画でその価値を理解してもらうという用途が一般的だが、Androidタブレットではこれらの用途に加えて、タッチパネルを活用することで販促ツールとしての幅はさらに広がる。


「タブレットマネージャー™」を入れたタッチパネルのAndroidタブレットを使って、お客様にあったおすすめ商品を提案するなど、双方向のコミュニケーションが実現できる。

例えばお客様の悩みについて回答を選択し、タッチしていってもらうと、お勧めの商品を提示するなど、コンシェルジェやアドバイザーとして商品棚のAndroidタブレットでお客様に提案販売ができる。
また商品に興味をもったお客様が画面をタッチすると、利用者のクチコミを表示して利用シーンを想起させ、購入意思決定をサポートすることもでき、商品の付加価値を理解してもらうことができる。
この他、オーダーメイドでの注文が可能な商品も、展示商品と「タブレットマネージャー™」を入れたAndroidタブレットを設置すれば、店頭で色やパーツをお客様が選択し、求める商品をシミュレーションすることができ、その場で注文ができる。

以上のような複数の機能を1台のAndroidタブレット端末で使い分けるためには、通信を使用した管理機能が必要である。例えばチェーンなどで全国の複数店にそれぞれPOPを置く場合、店舗ごとにそれぞれ適切なコンテンツを選択してパソコンから配信できる。
これまでの電子POPは端末側でコンテンツを更新していたため、店舗での手間が発生したり、スタッフを派遣する負担もあったが、この負担も解消される。(※通信を使用しない場合は、SDカードにファイルを設定してコンテンツを表示できる。)


オプションで盗難防止用什器も提供している。商品棚のプライスレーン付近にマグネットで固定して設置できる。

またAndroidタブレットは多くのメーカーから様々な機種が販売されているため、定番棚で小さな商品が陳列されている場合は小さいタブレット、キャンペーン時は大きなタブレットを設置するなど、利用状況にあわせて価格、機能、サイズなどを選ぶことができる。




商品提案ができるPOPで、店頭でデモ販売と同じような環境をつくる。

Q. 商品の提案ができるPOPがあれば、説明を聞かないとどの商品を買っていいのか分からないような商材、対面販売でなければ購入してもらえない商材でも購入してもらいやすくなりますよね。

A. 食品関連などでも活用されていますが、ドラッグストアなどでの化粧品関連の販促ツールとしても興味を持っていただいています。商品の情報を伝えきれない、または情報が多すぎてどこをみていいのか分からないという部分もあると思いますので、「あなたの悩みにはこの商品がオススメですよ」という提案を、タッチパネルを使ってできる点は非常に喜ばれると思います。双方向のコミュニケーションを取れるというのは、店舗でスタッフが立ってデモ販売している状況に近い環境を作れていると思うのです。

Q. スタッフが店頭に立つよりは大幅にコストが抑えられますよね。

A. はい。その分、多くの店舗でコミュニケーションが展開でき、よりたくさんのお客様に商品を提案できると言うことになりますね。

Androidタブレットを採用することで、どれぐらい低コストで導入できるの?

Q. 通信ができる端末ということで、導入のコストはある程度かかるのではないですか?

A. 通信型のデジタルサイネージですと、安いもので5万円、高いものですと15万円位してしまいます。1店舗にそれだけのお金をかけるのは難しく、導入を躊躇されるお客様が多かったですね。なんとか低価格で提供できないか、いろいろ模索をしてきましたが、その時に注目したのが、Androidタブレットでした。最近ですと、安いもので1万円台のものもありますので、なんとかこれを活用できないかと考えました。
弊社で開発した「タブレット・マネージャー™」のシステムを導入することで、店頭販促ツールとしてご活用いただけます。

<取材協力>

株式会社ドゥ・ハウス
店頭マーケティンググループ  店頭プロモーション部  マネージャー 石尾俊輔様

関連リンク:http://tento.tv/lineup/tablet_manager.html


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